2011年01月16日
テーマ『インドの児童労働』 (2011/1/7)


ブログの更新遅くなってすみません、国際総合学類1年の中川雄貴です。
2011年1月7日のイイラは国際総合学類の橋場奈月先輩に発表をお願いしました。
テーマは『インドの児童労働』です。
先輩が独立論文で研究していることを分かりやすく発表してもらいました。
まずは児童労働についての基礎知識を学び
そのあとに橋場先輩のインターンの経験なども交えながら
なぜインドで児童労働がなくならないのか
どうすれば児童労働がなくなるか
について考えました。
今回のイイラで一番気になったことは
先輩のインターンの経験談の中で児童労働をしている子どもに教育の大切さを教えても
すぐには分かってもらえなかったこと。
雇用者の前で下手なことは言えないとかいろいろ事情があるかもしれないけど
もしかしたら本当に勉強なんかしたくないのかも・・・
大人たちは自分が子どものときに働いていたから、子どもが働くのは当たり前。
その子どもたちは、もちろん働かなければ生きていけないという環境のせいだけれども
実際に勉強したことがなく、勉強することを知らないから
生きることに直接つながらない勉強をわざわざしようだなんて思わない。
「子供が働くことが当たり前」っていうその伝統・慣習が児童労働廃絶を邪魔しているんだなって。
一般の人々が教育の大切さについて知って、その悪しき慣習を終わらせなければいけませんね。
インドのNGOではそのような啓蒙活動も行われているようです。
でも、他にもたくさん問題が山積みで簡単には解決出来ない難しい問題です、児童労働問題。
次回は1月24日(月)に物理学類1年の吉川ルノくんが発表してくれます。
Posted by 筑波大学国際問題研究会 at 07:50│Comments(0)
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