2013年11月21日

≪南京大虐殺≫?

トイレットペーパーのシングルがダブルの2倍の長さを誇るという事実を先週初めて知りました!どうして誰も言ってくれなかったんでしょう!2年の船橋です!

今回は「≪南京大虐殺≫はあったのか」というテーマで発表しました!
重苦しい内容で、発表しながらも非常に辛かったのですが、プロジェクタの故障でやたら黄ばんだパワーポイントを見る羽目になってしまった皆も大変だったと思います。あの画面はホラーでした。失礼いたしました。

今回はまず『虐殺肯定派』と『虐殺否定派』のそれぞれの主張と反論をおおざっぱにまとめて紹介しました。
≪南京大虐殺≫についていくつか論争があるのは知っていましたが、ここまで複雑に入り組んでいたとは…。
しかしながら全体的にイデオロギー対立の構造が見て取れ、「どっちつかず」の印象が強く残りました。

終盤は南京市の「南京大虐殺紀念館」に行った時の記憶を、写真を示しつつ報告しました。
ショッキングな展示も多く、感傷的になる一方で政治的な意図も感じられ、一本縄ではいかぬ複雑さを再確認しました。


様々な証言や資料が氾濫し、それぞれに疑惑を覚える人がいる中で、
≪南京大虐殺≫はあったのかという問いには、答えが出せないということになりました
要するに、実在を証明することも非実在を証明することもできないのではないでしょうか。
規模や被害人数、国際法の定義からなど、「虐殺」とする視点は人によって異なります。

記録を隠ぺいする日本と、被害を大きく見せる中国。
≪南京大虐殺≫の事実関係を確認することは、おそらくこの先も不可能でしょう。
それでも、お互い意見の食い違ったまま睨み合っていては、日中関係は険悪になるばかりです。

それぞれの認識をある程度共通させ、日本は~/中国は~と決めつけないこと。

「≪南京大虐殺≫はあったのか」という風に大仰に掲げたものの、結論は割かし普遍的なところに戻りました。


たまにはこんな重い話もいいかな~と4ミリくらい思いましたが次はやっぱり明るい話にしよう!

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Posted by 筑波大学国際問題研究会 at 00:19│Comments(0)活動報告
 
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