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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2013年12月23日

FGM(12/6)


ブログ初めて書きます高橋です。

12月6日に初めて発表担当させていただきました、、、
テーマは「FGM(Female Genital Mutilation)」
あまりメジャーではない問題ですが個人的に勉強する機会があったので取り上げてみました。

実際にIIRA内でも聞いたことがないという方が多かったので内容と現状などについて紹介してから
意見をたくさん出していただきました。

FGMは「文化」という性格を持つ国際問題で、多文化に生きる人間が口を出していいのかという疑問があったのですが
話し合っている中でも正しいとか正しくないとかは言えないのではないかという意見が出され、
このような問題を取り扱っていく難しさを感じました。
中国の纏足など、他文化の人間から見ると問題であっても、その文化の人間からは当たり前であり、伝統である・・・
これをわたしたちが「不正」だと決めつけていいのでしょうか。
ですが、このような習慣の対象はいつも女性や弱者であり、根には差別という問題が隠れている気がします。
なので、やはりこの問題は「解決」へ向かう必要がある。頑なに文化を否定しFGM禁止するのではなく、科学的な事実の周知により
その苦痛が不必要なものであるという認識を広める、というアプローチが良いのではないか、という意見が出されました。
アフリカの女性たちがいらない苦痛から1日でも早く解放されてほしいと思います。

発表全体について、反省点として
・ディスカッション部分が弱かった
・取り上げた問題に学問的な理論からの見解を加えるべきだった
等あげていただきました。
ディスカッションの組み立てや、発表とディスカッションを深めるための理論的なアプローチ、
未熟な点が多かったので次回はもっと深いものにしたいです。


今回から新メンバーも加わり、新年からますます楽しくなりそうです!
それでは皆様よいお年を~
  
Posted by 筑波大学国際問題研究会 at 17:01Comments(0)活動報告